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Ikebana highwayいけばな街道

2018 「いけばな街道」 愛宕古道街道灯しと共に開催

2018.08.25

京都市右京区嵯峨野鳥居本にて8/24・25(8/23は台風の為中止)に

地域の方々の行灯が並ぶ、愛宕古道街道灯しが開催されました。

今年からこの街道にフラワーサイコロジー協会のいけばな療法の活動として「いけばな街道」が実現しました。

 

 

「いけばな療法」は認知症高齢者や社会とつながりにくい状況にある人々が
いけばなを通じて、自分らしく社会で役割を持つことを目的に実践されてきたきた活動で

2017年度読売福祉文化賞を受賞し、国際アルツハイマー病協会国際会議でも研究発表されました。

この意義ある内容に一員として活動できることを嬉しく思います。

 

さて、いけばな街道には沢山の竹に飾られた花が並びます。
この花は認知症高齢者や養護施設の子ども達等の生けた花です。

乾いたオアシスにあらかじめドライフラワーになっても美しさが保たれるスターチス等を中心とした花で作成していきます。

地域の方々に助けていただきながら竹を伐採。集めて笹を落として。こんな状態にします。

 

  

 

この竹で三角のやぐらを組むチーム。
ほどけない結び方を地域の方々に習うも、難しく💦手が痺れる程縛り続けました。また、木こりのように竹に穴を開けるチーム。
こちらも大変!電動ノコでお手伝いいただいて何とか完成。

いよいよ本番!花を飾っていきます。

 

 

不覚にも暑さでダウンしてしまいここで暫く休憩室。 (>_<)ショボーン
暫くして外が薄暗いので山を見ると… わあ。灯りが灯されてる!

 

 

山に戻ると何と美しく幻想的な風景。
行灯と共に、一つずつ忍ばせた懐中電灯の明かりで花が静かに輝いています。

 

  

 

愛宕古道街道灯しの伝統と新たないけばなの挑戦でより良い社会づくりを目指すフラワーサイコロジー協会の活動が広がりますように。

 

これまで活動を支えて来られた多くの方々に敬意を払いたいと思います。
そして、携わっていくことに誇りを感じます。
日々の高齢者施設でのいけばな療法にこれからも励む気持ちが高まり、さらに精進していきたいと心新たにしました。

 

 

*上記内に関西ウォーカー様と大場六夫先生の写真を使わせていただいてます。

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