私自身の長年の介護や子育ての経験も踏まえながら、花・色彩学・心理学の学びを活かし、人の健康と心豊かな生活を目指しております。私は池坊華道家、フラワーアレンジメントの講師として、講習会や作品の販売から花の仕事をスタートさせました。この後、十数年に及ぶ義母の介護を経て、色彩学、心理学、フラワー心理セラピーを学ぶことになります。そこでは、盲目で色を認知できなくても、色の波長の違いから体温や体調に変化が表れる仕組みや、花の成分や香りが心身に与える影響について理解しました。

花が人の心身に働きかけることを念頭に置いた花選びや、花を上手に生ける技術よりも人の個性を尊重する授業スタイルを大切にしたいと考えております。また、色彩福祉やいけばな療法との出会い、義母の介護で実感した「当事者はもとより介護者の心身が健全であることが何より大切だ」という想いなどから、認知症ケアや介護者・介護士のストレス緩和に目を向けた「花タスキ」という認知症の共生活動を立ち上げることとなり、生駒市役所とも連携しております。

医療・介護・教育・ビジネスの様々な分野に。
お困りごとの解決や地域活性化、個人から社会の為に。
生きてエネルギーを放つ植物と共にご一緒に考え応援して参ります。

フラワーデザインセラピスト
　利山 知美