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ウェルコンサル(株)様 研修会

2018.01.10

高齢者施設の従業員様向けのご支援をさせていただいております。

私自身が十数年、義母の介護をしておりましたので、介護生活がいかに大変かよく理解しております。

 

その体験の中で実感したこと。それは介護者自身が健全であることが何よりも大切であるということです。

介護者自身の体が健康であることは勿論ですが精神的にしんどい、ストレス状態にあることは共倒れを招きます。

高齢者施設の従業員様においても同じです。介護士様のストレスはそのまま高齢者の方に影響が及びます。

 

「介護に必要な自己分析とコミュニケーション能力アップ術」

介護士様がご自身を理解していることがまず第1に重要です。ご自身の状態、適性、活かし方等を知っていただき、お一人ずつ個別にも対応させていただいております。

ご自身がどんなストレスを抱えているのか。なぜそんな状態に陥るのか。ご自分を理解してコントロールすることなしに人様のお世話はできません。まずは自分です!

 

その次に大切なのがチームワークではないでしょうか。
介護士様の悩み事としてあがってくるものは
・上手くご支援ができない。
・高齢者の方に受け入れられない。
・他の介護士と不仲・陰口がある。
・時間を取ればサービスが機械的。サービスを取れば時間内にできない。

真面目な方ほど抱えるジレンマです。

 

沢山のお悩みがありますが、そんな時に「わかる。わかる。私も失敗する!」「そんな時はこうしたよ。」と言ってくれる誰かが居るとどうでしょう。

例え、答えに繋がらなくとも共感できる人が居るかどうかで随分ストレス状態は緩和します。

介護士様と高齢者様、介護士様同士が上手くコミュニケーションを取ることで、介護自体が凄くスムーズになるのです。

 

上手くコミュニケーションを取るには法則があり、中でも傾聴は基本です。

「傾聴はわかっていても、現場ではなかなか…。」というお声も聞きます。私も介護経験がありますので分かるのですが。実は忙しいからこその傾聴です。

認知症の方はちょっとしたことから怒り、2~3時間収まらないことがあります。ちょっとしたことに傾聴をして、10分で収められた経験が何度もあります。

2時間が10分になり、高齢者様ご自身の葛藤がなくなれば、楽になるのは介護士様です。

 

私が学んだ知識を実際に介護をしていた自分に置き換えて考えると今はしみじみわかります。そんな私だからお伝えできることをお話しました。

少しでも介護士様のご支援になれば嬉しく思います。