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心豊かに咲き誇る「子育て」の花  2021/4

2021.04.15

 

花を子育ての強い味方にしてみませんか?
花は子どもの心を育み、親子の対話やママのストレスケアにもなる身近なアイテムです。

 

今年も桜が見事に咲きましたね。お花見は親子で同じ花を見て、それぞれが自らの感性で花を楽しむ機会です。
「きれい」とうっとりする大人の横で、子どもはお団子のように固まって咲く桜を見て「おいしそう~」、桜の絨毯で花弁を集めながら貝拾いを連想して「海に来て!」と驚くような素敵な表現をしたりします。

これこそが個性であり、その表現を受け入れて共感することで「あるがままの私でいいんだ」という小さな経験を積み重ねていくことができます。

 

幼いころに体験するこうした親子の心の交流は、「私は生きていてもいいんだ」という安心と自信、人を信頼し尊重する心へと繋がっていきます。

これは大人になってから訪れる困難な状況を乗り越えていける人間力の基礎となります。

 

また、咲き誇る桜を見て感動し、散りゆく花には寂しさも覚え、その次の新緑のたくましさを感じる中で、さまざまな感情に出会い、生きることのすばらしさを自然に感じ取っていきます。

さらに、花を介した会話は子どもだけではなく、大人の心も素直にしてくれます。
面と向かって聞けない、言えない悩みでも、一緒にお花見をしたり、花遊びをしたりしているときは心が開放的になっているので、何気なく話せる機会となることもあります。

相手を凝視せずに、同じ花を見ながら話す姿勢も安心感を高めてくれます。

気軽に子育てや家庭の対話に花を取り入れてみてくださいね。

 

さて、花には色や香り、花姿や成分があり、それぞれに心身を整える効果があります。
例えば、パステルカラーはリラックス効果が高いので、ほとんどの産着に用いられている色です。不眠症には安眠効果の高い香りのラベンダー、仕事や勉強時には集中力を高めるレモングラスがおすすめ!というように、花やアロマの効果を利用して快適な状態を目指すことができます。

 

また、いやしと言っても咲き始めの桜と満開の桜、そのときの気分によって感じ方が違いませんか?
花から心身を見つめ、その状態に気付くこともあります。もちろん、大切なのは決めつけではなく、そこにある人の想いや過去の経験を大切にしながら、親子で取り入れていただくことです。

 

特にママが人間関係に悩み、ストレスや疲労をためているときにこそ、ご自身をふり返り、コントロールすることが大切です。
子育てはママの元気から始まります!

 

これから季節の花を通して、花・色・心理学の効能や親子で楽しめるコミュニケーションワーク等、フラワー心理セラピーについて掲載させていただきます。

ママのいやしに!子どもの心育みに!花を味方にして子育てを楽しんでくださいね。

 

 

幼稚園・PTA研修会、フラワーアレンジメント習会等でも心豊かな暮らしを目指します。

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