花タスキとは・・・💐

認知症に対して優しい社会になるようなメッセージを添えた花を贈る活動

認知症の当事者でも！介護士様やご家族の方でも！認知症に何の関わりがない人でも！

誰が生けて　誰に贈ってもいいんです。

そこに認知症社会を皆で支え合う優しいメッセージを添えていただきます。

贈られた人は、また、温かな想いと花を誰かに贈ります。

 

 

～２０２３/８/１　花タスキ～

グループホーム高山ちどり様より繋がってくださいましたデイサービス高山ちどり様。

次回はグループホーム壱分町ちどり様へ繋いで下さり、お花とメッセージを作成して下さいました。！

 

　　　　

 

皆様、思いのままに生けて楽しまれました。

 

　　　　　　　　　

 

　　　　　

 

お一人で生けられない方は、介護士様とご一緒に。

 

　　　　　　

 

　　　　　　

 

一通り生けられましたら、ご自身の作品の感想をお伺いしてみました。

 

「ここが淋しいかな」と仰る方には、お花をお渡しして、「ああ良くなった！」と仰るまで生けていただきました。

「さっきとは全然違いますね！」とお伝えすると「そうやろ。やっぱりお花を足して良かった！」と満足されました。

 

「こんなもんかな。」と仰る方にはどこが好きかお伺いしますと、「この辺。」と指をさされました。

「ほんとにこの辺はイイ感じですね。赤い花があるからですか？」とまたお伺いしますと「赤い花…ああ、見えてなかった。」と。

赤い花の周りの小花を指さして「これがイイ感じ？」とお尋ねすると「そうやね！それが好き！こんまいのはいっぺんにさしたら折れるから。」と工夫して生けたことをお話しされました。

 

赤い大きな花が目に入らないくらい、とても集中して、白い花の細い茎の先を丁寧に挿しておられたのですね。「ほんとに！細かいことされて、凄い集中力ですね。」と拍手しました。

 

また、お隣の人の作品のいいところをお伺いしてみると、互いにご自身の好きなところ以外のところを褒められて嬉しそうでした。

 

誰のどんなお花にもこだわりがあります。

ご自身では気付かれていない良さを誰かが感じていることもあります。

今回のように、作品よりも、努力や工夫を話される方もいらっしゃいます。

皆さんに花を通してご自身の「素敵」を感じていただき、仕上げた達成感を感じていただきたいと思います。

 

そして、介護士様にお手伝いしていただきながら生けられた方にも、介護士様に褒められたり、人とふれあう楽しい雰囲気の中で、一緒に作成している喜びを感じていただきたく思います。

 

皆様の集合写真。和やかな雰囲気が伝わってきますね。（高齢者様のお顔出しは許可を得ております。）

 

 

介護士様が、「ピース！ピース！」「こっち見て～♡」と一生懸命に写真を撮って下さったおかげです。

 

　　　　　　

 

花タスキで認知症社会に優しさが広がりますように！！