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会場装飾「地域共生社会推進全国サミット㏌いこま」で
2024.10.15
地域共生社会推進全国サミットinいこま開催
～誰もが居場所と出番があるまちに～
花タスで会場装飾しました！
「地域共生社会推進全国サミットinいこま」が２０２４年１０/１１・１２に開催されました。
サミットは「誰もが居場所と出番があるまちに」というスローガンのもと、行政関係者や有識者の講演等で地域共生社会についての理解を深めていく大会です。
このサミット会場に花を飾ることになりました。そこで、認知症高齢者様の花の作品を使って装飾することで
認知症高齢者様がサミットを支える側となって社会参加する機会と致しました！
生駒市の市花の菊と伝統工芸品の茶筌を使用しています。
茶筌は供養する茶筌を茶筌組合様に頂いたもので、生駒市の文化にも繋がった活動です。
規模が大きいので軽トラを借りて、公園で作業。 雨との戦いでしたが、ギリギリセーフ！
手配した花が入荷されず、ここにはないと思いながら行った２件目の店でヒット！
ついてる！！ついてる！！ 幸先いいぞ！！(^^♪
さて、会場装飾の準備ですが。この会場は壁が全て石なのです。つまり、画鋲もテープも使えないのです。
見渡す限り、柱の掲示板と天井付近の水平部分しか使えそうにありません。
先ずは１８０×１２０㎝の黒いパネルを掲示板に取り付けてからのスタートです。
天井部の壁は３mの脚立に乗るしかなく。結構高い。 (~_~;) でも、兎に角、やるしかない。
お花は高齢者様でも生けやすいように紙コップにオアシスをセットしてお配りしました。
それを前日に回収して、花が生けられたオアシスを黒いパネルの紙コップにチェンジしていきます。
回収してきた紙コップを取り付けるには時間がかかるからです。
生駒市のグループホーム・高齢者施設・保育園、ボランティア団体の認知症高齢者様を中心とした皆様に生けて頂いたお花が集まってできた装飾です。
皆様が社会と繋がりながらサミットで【おもてなしの役割】を果たして下さいました！
柱丸ごと使用なら、すっきりとしたデザインになったはずですが、掲示板２面だけということになり、こんな感じです。
また、生駒市駅から会場たけまるホールまで続く花壇で、サミットに向けた温かなメッセージと
２０２１年に国宝長弓寺で開催された共生社会啓発イベントに寄せられたメッセージのライトアップもしました。
本当に多くの方々が足を止めて、コメントを読んで下さっていて。 (*_*) じーん。
サミット会場の様子についても少し触れておきますと。
入口の「共に生きる」の書道はダウン症の書家、金澤翔子さんの作品です。
資料の入ったトートバッグは生駒市の福祉事業所、保育園、地域食堂等の皆様がペイントされたオリジナルバッグです。
武者小路千家のお茶席も設けられていました。地域共生社会についての講演以外にも、パラチアダンスや小学生による吹奏楽もあり、最後は、来年度開催の加賀市への引き継ぎ式もありました。
このサミットに【花タスキ】の花を無事にかざることが出来たこと、本当に感激しております！！
実はここ一か月、メニエール病の目眩で全く動きが取れませんでした。
ご協力をお願いしました多くの方々や市役所との交渉を振り返りますと、今更NGには出来ないという思いが募る一方、運転も出来ず、点滴をしながらやっと起き上がれるようになったという状況での参加でした。
底力というものでしょうか。最後は「できる！」と決意すると奇跡のように回復し始めて、脚立での作業も出来ました。
本当に、ただただ、やりきれたことに、安堵と喜びでいっぱいです。
「誰もが居場所と出番があるまちに」というサミットの主旨に、認知症高齢者様とそれを支える方々の花で沿う事が出来ましたことを、とても嬉しく思います。
これからも、花が持つ発信力と共に歩んでいきたいと思います。
最後になりましたが、ご参加いただきましたグループホーム様、高齢者施設様、保育園様、他団体様、軽トラを貸して下さいましたさくら様、関わって下さいました多くの方々に心より感謝申し上げます。
☆ご協力いただきました団体様☆
グループホームさくら様・グループホーム高山ちどり様・デイサービスセンター高山ちどり様・グループホーム壱分町ちどり様・いちぶちどり保育園様・グループホーム檪の家様・介護付き有料老人ホームいにしえの里 創生様・フレンド生駒・菜の花Ⅰ・Ⅱ様・ハートランド生駒様・グループホームアミライフ・桜ケ丘様・トゥインクル東生駒様・笑サロン様・サロン・ルミエル様