Ikebana highwayいけばな街道
京都嵯峨野でいけばな街道 2024/8愛宕古道街道灯しと共に
2024.08.26
2024/8/24・25に京都の嵯峨鳥居本で愛宕愛宕古道街道灯しが開催されました。
愛宕古道街道灯しは地域の方や嵯峨美術大学の方々の行灯が並ぶ、夏の風物詩です。
このお祭りと共に、フラワーサイコロジー協会の「いけばな街道」が行われました。
いけばな街道は病気や障害・環境などで社会と関わり難くなった人の作品を飾ることで、社会や文化と繋がりながら役割を持っていたただくことを目的とした活動です。
高齢者施設や障害者施設の方、不登校等で家から出にくい状況の方、学生、子供、地域の方々、いけばな療法士に
よって作成されたスターチスの作品を飾っていきます。
嵯峨野での活動に参加するのは2019年ぶりですが、今年はカナダ、トロントに向けたフイルム作成の作品も飾られており、いけばな街道の活動範囲が広がっていることを実感しました。
時を経てドライフラワーとしても活用できるスターチスは、今年のみならず、数年前の作品も飾ることができます。
スターチスは生花でもドライフラワーでも楽しめる「おもいやりを繋ぐ花」として使用しております。
ぼんやりとした行灯の光の横で、皆さんの作品が照らされる様は本当に幻想的です。
山深い嵯峨野の空気は、車が行き交う街とは違って澄み渡っています。
この地でいけばな街道を味わっていただけました方々には、安らぎを感じていただけたのではないでしょうか。
いけばな街道を通して、社会参加しにくい方々が多くの人々を癒して下さり、日常ではそうした方々について考えることもない人たちが優しい社会作りに目をむけて下さる活動はとても意義のあることだと思います。
この活動に参加できることを大変嬉しく思い、今後の生駒市での活動も継続していきたいと思いました。
☆いけばな街道にご興味がおありの方はこちらまでご連絡くださいませ。
フラワー・サイコロジー研究所
☎070-5555-4169 (火曜日~土曜日 10:00~19:00)